
宮城の奥地、鳴子でのお仕事も佳境に入ってきました。
写真は、「春の壁」と「秋の壁」の様子。
「春の壁」は、若草色の土壁が乾く前にサクラ貝を散りばめたもの。
「秋の壁」は、半乾きの真赤な土壁の上にモミジの葉を乗せ、
その上から山吹色の土をかぶせた後、葉っぱを取り除いたものです。
サクラ壁は僕の思いつきだし、モミジ壁は京都の料亭等に僅かにあるけど
職人さんはどちらも初めてとのことで不安でしたが、密度や向きなど
気をつけて一緒に貼っていったので、可愛くできたんじゃないかと。どうでしょう?
この物件はこういう楽しい見所がいっぱいあるので、またご紹介します。