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アーキテクチャ アンド アレコレ
No  13

本当のお花見

梅林  菜の花  

開花宣言が出だしたこの頃、皆様はどうお過ごしですか?

「開花」と言えば桜をさしますが、「花見」とは花を見るものと思っている僕は、
淡い花の色より乱れ咲くシートとドンチャン騒ぎで台無しにされてしまう桜より、
梅や菜の花を見に行くほうが、よっぽど純粋に春の訪れを楽しめるので好きです。

(と言いつつ、僕もギター持参で桜の花見(という宴会)にも毎年参加しますが、
 本当は「散りゆく桜吹雪を剣術演舞とともに…」とか、静かに見たいですねぇ…)

左は先々週行った湯河原の梅林。山の斜面一杯に紅白のウメが覆います。
その日は7分咲きながら、うららかな日差しのもと、上品な香りに包まれました。

右は先日乗った菜の花電車。正式にはいすみ鉄道という房総のローカル線で、
この時期は満開の菜の花を見れるよう、列車が一部区間徐行してくれます。

建物がなくとも、花を植えるとか、こうした魅力的な企画で人は集まります。
「出来事」を考えることは立派なデザインであり、学ぶところも大きいです。
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No  6

「FW(フォワード)」論

という訳で、「筋書き通りいかない」サッカーの話題。

 最近はトップ下やボランチなど、ゲームを作る中盤の人気も高くなりましたが、
「FW(フォワード)」って点を取るポジションの人気はやはり変わりません。
華やかで、楽しそうで、ディフェンスは難しそうだからって理由で。。
所属チームでも、新メンバーには「フォワードやんなよ♪」って皆が勧めます。
競技志向チームじゃないから、もちろん楽しんでもらうために…。

…でもね、フォワードも楽しいだけじゃないんですよ。華やかでも安全でもない。
決して「ショートケーキのイチゴ」じゃないんです。

最初に敵のマークを引き付け、後から来る仲間を攻めやすくしたり、
スローインの時はおとりになってスロワーの選択肢を増やしたりして、
他の誰かにシュートチャンスを提供するつぶれ仕事が半分くらい。
で、攻勢に転じたらパス出す人が出し易いよう、その瞬間走ってないとダメだし、
だけどパスが少し遅れればオフサイドになって、そのつど走り損で余計疲れるし、
走り続けてやっと作った残り半分のチャンスを、メンタルを制御して(←重要)
最後はきちんとゴールしないと文句言われるし…。怪我も頻繁。

ちゃんと務めようと思うと、とても不条理で非効率的なポジションなのです。
まさしく筋書き通りでない人生の醍醐味を、最も手軽に味わえるポジション。。
その分、得点したときの喜びは何物にも替え難いんですけどね。

一見華やかに見えて、一案のプレゼンテーション、一棟の建築の設計の陰で、
相当多くの無駄骨に時間を費やす我々の仕事にも似ているかもしれません。
竣工して喜んでもらえた時の感動も他に替え難いですし…。

(あぁ。なんというマニアックな内容&強引な結び付けでしょう。スミマセン。)

ナイス、アシスト☆  ナイス、おとり☆

・上:先週(そんな苦労を知ってか)最高のラストパスをくれたメンバーのジュニア
・下:得点を喜ぶ味方MFの向こうで、敵DFをどける一仕事をひっそり終えたFW
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No  4

プライベートなこと

チームメイト  レスポールカスタム(青)

についても、ときどき書いていこうかと思います。
まずは週末の草サッカーや、お勧めCD・耳コピ曲など音楽のお話なんかを。
大切なことを、団体競技や、ふと聞くフレーズから今も教わり続けているので。。
(写真は愛するチームのみんなと、愛用するレスポール・カスタムです。)

追記1)
集合写真の並びはあくまで背番号順です。各人の性格とは一切関係ありません。

追記2)
『ある男、【人生オルタナティブロック】』というプライベート分野のシリーズ名は、
「オルタナティブ‐ロック※」という、僕も好きな音楽のジャンル名からですが、
言葉を分解し、「alternative=王道じゃない」「rock 'n' roll=全てOK」って
それぞれのニュアンスだけ強引に結び直した雰囲気が、コンセプトです。
『人生、何事も筋書き通りじゃないけど、まあそれもOK☆』って感じの。
(3つの【シリーズ名】語尾のゴロ合わせが必ずしも主旨じゃありません。。)

※オルタナティブ‐ロック(alternative rock) (…yahoo辞書より)
非商業的・アンダーグラウンド的ロック音楽。商業主義に染まった既存のロック
に包括されない傾向のロックをさして、1980年代初頭から使われだした言葉。
主流に対する「そうではないもう一つのもの」という意味合いであり、共通する
音楽的傾向があるわけではない。ニルヴァーナ、レッチリ、レディオヘッドなど。
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No  12

雑誌取材を受けました。

宮坂コンセプト  宮坂吹抜



日曜日、「新しい住まいの設計」という雑誌の取材・撮影が行われました。
世田谷区にある、4人家族と時々泊まりに来るご両親のための住宅です。

「家族が仲良く、安心して、快適に暮したい」「先祖への感謝を示したい」という、
大きな・温かい条件が、シンプルなデザイン以外の最大のご要望だったので、
本件は洗練の中にも優しさを大切に、シーンが思い浮かぶ設計を心がけました。
「新しい住まいの設計」は生活感も重視する雑誌なので、良くあうと思います。

これから原稿を起して頂くので発売は少し先、5月下旬(7月号)の予定です。
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No  11

携帯変えました。

W61P  tu-ka

(…という非常に軽薄なタイトルには、実は非常に重大な決意が込められています。
 この場の「コラム」と「ブログ」との振れ幅を、思い切って拡げてみようという…。
 少しカタい話題が続いた反動だと思いますが、僕自身楽しいほうが好きなので。)

さて、機種変更くらい数ヶ月でやっちゃう若者と違い、3年は同じものを使う僕には、
まして携帯持って以来使い続けたTU-KAから会社を変えるのがまず大ごとでした。

『話せりゃええやん』って姿勢と何よりそのマイナーさで長らく支持してきましたが、
3年前auに吸い取られ、この3月にはとうとう『話せ…』なくなるというので仕方なく。
一方大学入る前はこういうモノを創るデザイナーも目指してたので、服でも携帯でも
形・素材・色と機能の組合せが全て思い通りじゃないと簡単には何も選べません。
(住宅の現場でも同じ理由で、ドアハンドルから水栓金具まで、キッチリ選びます。)

無料変更できるauは薄くていいのが出ないし、端末代金払っても他社に移ろうかと
諦めかけた今月、写真左の薄くシンプルな形がやっと出たのでサッと変えました。
もちろん機能も見たけど、発売数日で「サッと」変えた決め手はTVとかじゃなく、
実はポスターの背景にもなってる本体の色です。(知る人ぞ知る浅葱(あさぎ)色。)

で、オマケにもらえたのが写真右のストラップ…。
『 I AM THE “LAST USER”. 』…
TU-KAの…。
要りません…。(いや、でもちょっと嬉しいかな。つけないけど。)

ともかく、そういうことじゃないんです。マイノリティシズム(←造語)っていうのは。。
「密かに・マイノリティ」、が良かったんです。

だからあんまり流行らないといいなぁ、浅葱色の“軽薄”な携帯電話。。。
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