fc2ブログ
A.A.A. BLOG
アーキテクチャ アンド アレコレ
No  261

森林浴通勤

さてここはどこでしょう?

こもれびの道

樹海の中みたいですよね?
ですがここは、講師として通う東洋大学川越キャンパスの、
なんとメインアプローチです!

以前は車で来てましたが、ここ数年は電車で駅から、
「こもれびの道」と言われるこの原生林の小道を、
深呼吸しながら歩いて通っています。


スポンサーサイト



別窓 |   建築設計の教育現場 | コメント:0 | トラックバック:0
∧top | under∨
No  260

Bjarke Ingels 講演会

デンマークの建築事務所「BIG」の主宰、Bjarke Ingelsの講演を聞いてきました。

・設計では、優先条件から順に全部受けとめ、極めて(客観的に)正しい解を出す。
・またその手順・論法も明快で、プレゼンテーションもダイアグラムも展示の説明も、
 全て(彼らの表現通り)4コマ漫画のように、単純にして強い説得力がある。

ここでの「客観的」とは「専門知識を持たないクライアントや近隣市民から見ても」
という意味ですが、その客観的な説明によって、形の斬新さに抵抗感を与えません。

まだ実作が少なく僕も実物は見ていないので、細部は評し得ませんが、少なくとも
国内建築論壇の一部で内向的に続いている「裸の王様の衣服について」のような、
(着てないことが見えない人ほど、「見えないんですか?」と訳知り顔で嘯くような)
あってもなくてもどっちでもいい議題を吹っ飛ばす、力強い快活さに共感しました。

経済的成熟は、文化的成熟の指標でも、建築がフェティシズムに陥る根拠でもない。
規模の違いで社会的影響度は違えど、僕の信じ続ける建築家としてのあるべき姿を
改めて思い起こさせ、創る楽しさや意欲をより加速してくれる、良い講演会でした。

卒業制作を進める学生にも、是非彼らの作品やメッセージを紹介しようと思います。

展覧会と講演会のポスター


別窓 |   展覧会・講演会・勉強会 | コメント:0 | トラックバック:0
∧top | under∨
| A.A.A. BLOG |