No 541
Date 2022・03・06・Sun
「AAF建築学生ワークショップ」で最優秀賞昨春からJIA選出アドバイザーとして参加して来たAAF建築学生ワークショップ。
8班に分かれた学生が明治神宮境内の敷地を読んで計画と検討を繰り返し、 原寸のフォリーを建て終えた本日が講評会でした。 ![]() ![]() 僕の担当した1班は、「吊った網に糊で和紙を繊維方向を違えつつ重ね貼りし、 シワを寄せてリブを作り、乾燥後に反転させたカテナリーアーチを、盛り上げた土塁に刺す」というもの。 悠久の時を刻む森の中に、繊細な自然素材のみを用いて風雨を受ければ瞬く間に土に還る、 “刹那の庵“を対比させる案。皆の努力の甲斐あって最優秀賞を頂きました。(おめでとう!) 他班も含めた全ての参加学生にとって、机上で考える想像上の設計を超え、由緒ある実際の敷地において、 協力者の力を借りつつも自ら材料を選び、入手し、施工し、自立させた「1分の1の建築体験」は、 明らかに今後の財産になると思います。皆さんおつかれさまでした! スポンサーサイト
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