No 230
Date 2010・08・28・Sat
2010 欧州旅行記7(オランダ・ユトレヒト~ロッテルダム編)…つづき
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() <ユトレヒトその他> 55:4戸の集合住宅(トーマス・リートフェルト)… シュレーダー邸からの眺めを他の建物に害されないよう、正面に建てられた集住。 …という目的の通り、白くて平たく、現代人が見るとごく普通。なので写真は省略。 56:ユトレヒト市立中央博物館… 1838年設立の、オランダで最も古い市立博物館。リートフェルトのコレクションは、 世界最大級であり、少し離れたシュレーダー邸まで写真の自転車を貸してくれる。 57:ディック・ブルーナ・ハウス… 「ミッフィー」作者のコレクション展示館。ブルーナがグラフィック出身と分かる空間。 58:ダム・タワー… 旧市街広場脇に14世紀に建てられた国内最高の鐘楼。美しいユトレヒトの象徴。 59:ユトレヒト市庁舎(エンリック・ミラージェス)… 既存旧建築を部分的に解体し、また新築部にその一部を移設したりすることでの、 「時間の立体的コラージュ」「巨大なミクストメディア」ともいうべき楽しさと重層性。 「That's ミラージェス」とも言えるけど、特に歴史的旧市街には馴染む印象でした。 (こういう絶妙な形の解体と、色彩や素材の統合って上手な人少ないですよね。) 60:ダブルハウス(MVRDV)… 2世帯のぶつかる要望を両立させるべく、境界壁が断面的に凸凹した2世帯住宅。 その断面が竣工写真では明快だが、今は視線制御の樹木が機能して分からない。 61:アウデグラハト(アウデ運河)… 旧市街を流れる運河。っていうか、ユトレヒトはこの旅で唯一の素晴らしい快晴。 きっとシュレーダー邸への思いが通じたんだろうけど、その話を書きすぎたので、 たまにはオランダっぽい風景写真で息抜き。 <ロッテルダム> オランダ第二の都市にして、現代オランダ建築のメッカであるロッテルダムへ。 世界屈指の港湾都市ということで、とりあえずは橋の話。 62: エラスムス・ブリッジ(ファン・ベルケル&ボス) 再開発地域へのゲート兼シンボルブリッジ。計画済みだった土木部の案を覆し、 市自身が景観向上のため高額な本デザインを採用。日本の行政も見習うべき。 63:KPNタワー(レンゾ・ピアノ) 橋左端付近に見える、倒れかけた建物をつっかえ棒が支えるデザインのビル。 64:鉄道橋(De Hef) 鉄道の地下化以前は、大型船航行時に線路ごとリフトアップされていた鉄道橋。 風車で高い場所へ水を上げたり・・・。オランダ人って何ともダイナミックです。 65:跳ね橋 正面の部屋に泊まったので、橋が本当に頻繁に上下される日常を知りました。 (…つづく) スポンサーサイト
|
この記事のコメント |
|
||
管理者だけに閲覧 | ||
|
この記事のトラックバック |
| A.A.A. BLOG |
|