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アーキテクチャ アンド アレコレ
No  252

「グリーンライン下北沢」勉強会参加

グリーンライン下北沢の勉強会に、下北沢アレイホールへ。

下北沢の小田急線地下化に伴う跡地の利用法と、その周辺の再開発手法については、
各地で問題・話題になっており、僕自身8年前から教えている学校にて、設計課題として
作成し、その後毎年、卒業設計の各自テーマ選びの参考にさせ続けている問題です。

設計とは、「何を建てるか?」の前に、建築以外や“建てない”選択肢を含む計画により、
「何を解決するか?」を考えることが最も重要なので、数十年前の都市計画や画一的な
経済論理に盲従するのではなく、今、ここに、何が、必要とされているかを丁寧に分析し、その場所らしい都市再開発、必要な建築計画を考えようという課題でした。

その後、もっと以前から「小田急線あとちを考える会(あとちの会)」として活動され、
グリーンライン下北沢」というグループに改名した、区の計画の対案を練ったり、
地域と行政を行き来されている方々と知り合い、時々僕も参加させて頂いています。

今回はグリーンライン下北沢が、人の繋がる仕組みをつくる「コミュニティ・デザイン」を
全国的に行う山崎亮氏を招き、「地域の人たちがどうやって公共空間づくりに関わるか」
についてお話を伺う勉強会でした。

グリーンライン下北沢勉強会


<人は、「何をするのか」より「誰が言っているか」が気になって判断が左右される>、
<「コミュニティ」でも“地縁”による集まりと“テーマ”による集まりで性質が違う>
など、納得させられる話ばかり。。政治が流される「政局」とは、心理そのものですしね。

デザインでも建築でも都市計画でも、「人」が「人」のためにする以上、「人を知ること」は
何においても重要なテーマであり、何をするんでもやはり肝だなあと再確認しました。
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