No 298
Date 2014・06・24・Tue
シンポジウム「写真と建築」![]() JIAデザイン部会の企画にて、二人の全くタイプの異なる写真家二人、 元新建築社で20年、独立し今も建築写真を撮り続ける小川重雄さん、 セクシュアリティがテーマの「IN MY ROOM」で有名な鷹野隆大さんを お招きし、シンポジウム「写真と建築」を開催しました。 動かぬ建築を正しく記録する小川氏が、厳密な構成を目指すのに対し、 日常風景を捉えた鷹野氏の写真の“都市”は、垂直ですらありません。 (「気にしない。むしろあえて無視する。」というようなお話でした。) 前者は建築(・景観)側、後者は通り過ぎる人間側に主体があるとすると、 設計を行う我々は、建築というモノ側の視点と、それを使うヒト側の視点、 常に双方の視点をオルタネイトしていることに、改めて気付かされます。 建築関係者より美術関係者の参加率が高い、盛況のシンポジウムでした。 スポンサーサイト
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