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アーキテクチャ アンド アレコレ
No  332

建築家協会よりザハ氏へRIBA金賞受賞に対する祝辞が送られました!

JIA 日本建築家協会が、ザハ氏へRIBA金賞受賞に対する祝辞を送りました!!

祝意はもちろん、今までの日本人建築家への影響や新国立での尽力への感謝、
設計チームへの一貫した応援とJSCへ要望した事実、外され方の理不尽さ、・・・
全て言及されています。

「高くなり過ぎた見積を縮めること」が白紙撤回直前の世論。案云々ではなかった。
だから「施工者の見積を査定する」「規模や構造が不適なら案を変更する」
「それもダメなら発注者に与件の見直しを迫る」・・・
という、いたって普通の設計業務をさせるだけで良かった。
建築家なら同じ建築家の職域や立場を鑑み、助言や仲裁をすべきだった。
…というのが僕の想いです。(僕も高額なスタジアムを望む立場ではありません。)

予算超過の主因は過多な要求条件や需給バランスによる割高なのは明らかなのに、
発注側の責任や施工者の都合が、全て外国人建築家の設計内容になすりつけられ、
引きずりおろされた経緯と、それを助長した日本人の一部同業者(建築家)の裏切りは、
無論、手紙を出したからといって、ザハから、世界から許される事態じゃない。
でも日本にも少なくない良心があることは、祝意でも感謝でも伝えることが出来ました。

JIAが公式に祝意に加え感謝と遺憾を公表したことで、
ザハ+設計JV支援が本流、反対派が亜流だと決定づけられたわけですが、
無関係な集まりに建築家会館を使い、協会名を勝手に語った方々の成果は結局、
「コンペ勝者への不義理+世界からの不信感+参加数たった2案のコンペ」という、
この状態がお望みだったんでしょうか? いずれ総括される時が来るでしょう。

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