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アーキテクチャ アンド アレコレ
No  343

JIAmagazine今月号(324)「新国立競技場問題を考える」寄稿

JIAmagazine2月号(324)「新国立競技場問題を考える」に、JIAの改めての公式見解とこれまでの動きが掲載されました。特に上浪支部長の状況報告に、終始当時の設計チーム保持=建築家を外さない立場が表明されてます。(僕みたいに誤読した人だけではないからと、今回も淡々とですが。)
また会長に意見した9月の会員集会前後に発足した新国立WGの、主査らによる活動報告に加え、その末席に加えられた僕の現在の見解も寄稿を求められました。これまで発言してきた内容とほぼ一緒ですが、先輩建築家の方々に僕ら若手の見方の存在も紙面で届けばと。宜しければご覧下さい。
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私の関心と行動原理は、当初コンペの参加問題から、いや6年前のJIA入会動機から一貫して「選定と手続の公正さ」です。
五輪を導いた最優秀者が降ろされて半年、規模やコストに関する彼女の冤罪は晴れゆく一方、参加者たった2者での再コンペは問題を孕み続けています。そうした中、何より僕ら若手が焦ったのは、昨夏、白紙撤回を歓迎する傍ら建築家を蔑ろにした(と読める)「三会提言」でした。当時は反対派のメディア露出と即時性の高いSNSで真偽問わぬ大変な世論誘導もあり、“公式団体による身内降ろし”と位置づけられました。しかし9月の集いでそれが真意でないと聞き、ネットの速さや誤読の怖さを発言して以降、協会の真意と一般世論を繋ぐべく働いています。
思えば白紙前夜の世論は「高過ぎる見積の縮減」であり案の内容云々ではなく、「施工見積の精査」「規模や構造が不適なら修正」「それもダメなら発注者へ与件見直し提案」という通常の設計業務をさせれば良かったのです。
理不尽な建築家外しが疑われたあの時こそ、もっと明確にJIAが存在意義を発揮し得た場面だと悔やまれますが、施工者が強まるDBや建築家の知的財産権の問題に対処すべき今、改めて建築家同士の私見による内紛を止め、団結する必要を感じています。

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